砂肝

労働を終えて帰るとちゅう

ものすごくビールが飲みたくなった。

こないだ一人サイゼリヤ飲みデビューしたので

今日もいっちょやってやろうかと思った。が

帰るルートのちょうどいいところにサイゼリヤがなかったので

まっすぐ家に帰ることにした。

 

ビールを買うために近所のスーパーに寄った。

スーパーの陳列棚を見ていると青菜と肉を炒めたものが食べたくなったので

とりあえず青菜系をいくつか見比べた結果かき菜を手に取って肉コーナーへ直進。

自炊をほとんどしない今、肉を買うということ自体が非常にハードルが高い。

どうせすぐには食べきれないし、どうしよう…と肉売り場をじろじろ見てると

砂肝があった。ひとパック190円台。めちゃやすい。

調理したことないけどまあいっか、安いし。と手に取った。

そして第三のビールも一緒に購入。

 

帰宅し、

買ってきたはいいが、やっぱりレバーみたいに下処理いるのかな…

と急に不安になる。

クックパッドをひらくと、「下処理」とある。

やっぱいるのか…!しかもめんどくさそう…どうしよう

疲れてるので心はぽっきり折れる。

もうなにもかもやめてうなだれてみようか。

 

と思ったところでふとよぎる。

高山なおみさんの料理本。

肉のページがあったっけな…

感覚としては一年ぶりくらいにページをめくる。

砂肝あった。

下処理なんてことばはひとつもなく、

砂肝に敬意をこめた手さばきを感じる文章で

さっくりと調理してあった。

なーんだ、これでよかったのか、と肩のちからがすとんと落ちて

素直に調理した。

おいしくビールも飲めた。

 

ケムリが火災報知器に行ってしまったみたいで

警報が鳴ってびっくりしたけど。